自己血輸血のご紹介

自己血輸血のご紹介

※当院では、安全に手術を受けて頂くため、事前に自己血輸血を行っています。

自己血輸血の種類について

手術の際出血に備える方法は2つの方法があります。

    • 同種血輸血・・・ボランティアの献血
    • 自己血輸血・・・自分自身の血液
 

同種血輸血とは

同種血輸血には、発熱、蕁麻疹、輸血後移植片対宿主病あるいは肝炎、エイズなどの輸血感染症などの問題がありますが、自己血輸血では輸血感染症はありません。

 

自己血輸血とは

自己血輸血は、主に出血の予測される患者さん

    • 人工関節置換術(股関節800ml/膝400ml)
    • 肝切除
    • 筋腫核出術

自己血輸血の方法(貯血法)

手術前に1-2回採血を行い、採血した血液を手術中や術後に患者さんに輸血します。しかし、予想より出血が少なかった場合には、使用しなかった自己血は破棄されます。

自己血が出来ない患者さん

    • 治療を必要とされる皮膚疾患・怪我がある患者
    • 発熱している患者
    • 下痢のある患者
    • 抜歯後72時間以内の患者
    • 抗生剤服用中の患者
    • 3週間以内麻疹・風疹・流行性耳下腺炎の発病患者
  • 自己血輸血の方法1
  • 自己血輸血の方法2