外科・消化器外科・肛門外科

診療内容・特徴

一般外科(消化器系、肝胆膵系、呼吸器系、内分泌系)

一般外科に関しましては、標準的な外科手術を基本として、良性悪性を問わず鏡視下手術を積極的に行っています。(悪性腫瘍の場合、放射線療法が必要であれば、他科、他施設に治療を委ねることもあります。)

内分泌外科(甲状腺疾患、副甲状腺、副腎等)

乳腺外科に関しては専門とする他施設との連携を図っていきたいと考えています。

外傷(胸腹部外傷、ただし大血管は除く)

外傷は救急総合診療科を中心とした外傷センター構想に帰属するところですが、整形外科、脳神経外科等との連携で、交通外傷、多発外傷なども積極的に診療します。 ただし、多発外傷の場合には、大学病院・県立宮崎病院などに転院加療を必要とすることがあります。 また、宮崎市内の救急患者の受け入れが十分とはいえない現状ですので、手術に限らず、外科的処置、救急処置を要する患者様に対して門戸を広く開放して、段階的に24時間対応を充実させるべく努力しています。また他病院との連携もおこなっています。

外科手術の中でも鼡径部ヘルニア手術は、鏡視下手術を2013年より積極的に導入しています。現在までに666例の手術を行っており、再発は1例(再発率0.15%)と全国平均の1.5%より遙かに良い成績です。前立腺癌術後の鼡径部ヘルニア症例についても現在11例ではありますが、全例腹腔鏡下にて完遂しています。ほかヘルニア再発症例でもほぼ腹腔鏡下で治しています。

その他のヘルニア、例えば食道裂孔ヘルニアにつきましても鏡視下手術で行って、良い結果を得ています。