看護部 手術室・中央材料室

概要

宮崎善仁会病院 手術室・中央材料室は、師長1名、副師長1名、主任1名、看護師12名、准看護師2名、看護助手3名、の計20名です。令和2年度の年間手術件数は、約1600件で、内訳は以下の様になっています。

概要
診療科 内容 割合
整形外科 人工関節約230件、外傷骨折、リウマチなど 約30%
婦人科 子宮・卵巣の腹腔鏡下手術(全体の90%)、産科はなし 約35%
消化器外科 胃・大腸・小腸・胆嚢・ヘルニアの手術、腹腔鏡は全体の約50% 約25%
呼吸器外科 肺悪性腫瘍手術、胸腔鏡下手術は約全体の70% 約5%

看護体制について

 私たちは、患者様中心の看護を実践する為、以下の様な看護を提供しています。

安全管理

  • 1.患者様確認・手術部位確認: 手術室入室時と、手術開始直前の2回実施しています。
  • 2.体内遺残防止:ガーゼや器械が体内に残らないようカウント表を用いた確認と、一部症例を除いては、レントゲン写真で確認しています。
  • 3.テープかぶれ防止:術前にパッチテストを用いて、テープの選択を行います。
  • 4.事故防止マニュアル:その他、事故防止マニュアルに沿って実践しています。

術前訪問・術後訪問

術前訪問・術後訪問
  • 1.看護のインフォームドコンセント
    手術室看護のインフォームドコンセント用紙を患者様に配布しています。
  • 2.患者用パンフレット
    写真入のパンフレットを用いて術前に手術室看護師が説明を行います。
  • 3.術後訪問
    手術を終えて1~3日頃に、患者様を訪問し、術中看護の評価を行います。
  • 4.症例によっては術前外来を実施しています。

その他

その他
  • 1.無理がかからないように、体に合わせた安楽な手術体位を整えます。
  • 2.寒くないように、室温や掛け物を調整いたします。
  • 3.プライバシーの保護や、羞恥心への配慮を行います。

中央材料室について

中央材料室は、患者様がいつでも清潔で安全な医療材料を使えるよう洗浄・消毒・滅菌・保管・払い出しをおこなっています。第二種滅菌技士を配置しています。

中央材料室の設備

  • オートクレーブ滅菌器2台
  • エチレンオキサイドガス滅菌器1台
  • プラズマ滅菌器1台
  • ウォッシャーディスインフェクター3台
  • 減圧沸騰洗浄機1台
  • 乾燥機2台 など
中央材料室の設備