看護部 教育・研修体制

当院看護部教育の特徴

ナイチンゲール看護論に基づいた事例検討会

一般の事例検討会に加え、指導者コース、看護管理者コースも定期的に実施しています

新人看護職臨床研修

ローテーション研修として、入職時に全部署を体験後、配属先の希望を募ります。
プリセプター制とPNSを組み合わせ支援していきます

継続教育

キャリア・ラダーとポートフォリオを活用し、看護専門職としてのキャリア開発支援を行います。

教育目的

社会医療法人善仁会の職員としてチーム医療の実践、患者を中心としたより良い看護実践ができる自律した看護師を育成する。

教育体制

当法人では、2007年にクリニカルラダーを導入。2015年には日本看護協会「ジェネラリストのためのクリニカルラダー」を取り入れ大幅改訂を行った。また、活用手引きにおいて「看護師の臨床能力の3項目とした、看護実践能力、組織的役割遂行能力、自己教育・研究能力」が示されており、これは看護師がもつべき能力の全体を示しているためキャリアラダーに位置づくと解釈されたことを受け、2020年、当法人のクリニカルラダーの名称をキャリアラダーに変更した。

キャリアラダー

  項目別到達目標
  看護実践能力 組織的役割遂行能力 自己教育・研修能力
レベル1:新人

所属する看護職場の基本的な看護実践ができる

責任の最も軽い、難易度の最も低い、軽微な組織の役割を果たす。

自己の教育的課題を指導によって発見することができる。

レベル2:1人前

所属する看護職場で、日常的に必要とされる看護実践はほぼ単独で実施する。

所属する職場で、日常的な組織役割が遂行できる。

自己の教育的課題達成に向けた教育活動を展開することができる。

レベル3:中堅

所属する看護職場で、高度な看護実践を行い、さらにモデル的な看護実践の表示をすることができる。

所属する職場で、特殊なまたは専門的な能力を必要とされる役割、または指導的な役割を遂行できる。

自己の教育活動に積極的に取り組むとともに、教育活動について指導的な役割を実践することができる。

レベル4:ベテラン

論理的知識と実践的知識を応用し、全人的でありかつ分析的看護を効率的に実施することができる。

所属を超え、看護部や病院から求められる役割、成果の問われる責任の重い役割を遂行できる。

単独で専門領域や高度な看護技術等についての自己教育活動を展開することができる。

看護部研修内容

レベル別研修

プリセプター研修、問題解決研修、在宅療養・地域医療研修

看護理論研修

科学的看護論学習会、看護覚え書き抄読会、事例検討会ステップⅠ、事例検討会ステップⅡ、院内チューター体験コース、看護事例発表会

新入看護職臨床研修

技術オリエンテーション、ローテーション研修、医療安全、BLS・救急蘇生研修、手術室見学研修、重症者看護・人工呼吸器装着看護研修、科学的看護論学習会など

 

その他の研修

    • 看護補助者研修
    • 看護管理者研修
    • 看護研究・看護活動報告会
    • BLS+急変時対応